201311262011

うまくいかないときもある。
乗り越えられない壁。わたしだけの。

感覚をオープンにして、銀座線のホームの中、ターナーのおおきな絵の広告を前にしていたら
不意にすこしだけその気持ちがわかった気がした。

乗り越えられないからこそ、乗り越えたい。
乗り越えたときの気持ちも、もう知っている。
そうしたら、壁って実はとても大きなギフトなんだなと思えた。

その筆にも、もしかしたら同じ願いが宿っていた?
けむったような線を描いた画家の、キャンバスに向かう激しいまなざしと
力強い手がふと頭をよぎる。

いとおしい、わたしだけの、壁。




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